
もうクリスマスを迎える準備はお済みですか?世界のメディアが発表した「2025年のクリスマストレンド」には、リボンやビッグオーナメントなど、今年らしいファンタジックなキーワードがずらり。とはいえ、全てを揃えるのは大変。今年は“ひと工夫だけ”で、旬のクリスマスを味わってみませんか?
今回ご紹介するのは、イケアとThe Vince Christmas Shopのアイテムを使った、“今の気分”にそっと寄り添うデコレーションアイデア。今日から気軽に楽しめるクリスマスのヒントをまとめました。
1. 2025年のクリスマストレンドは?
今年のクリスマストレンドを見渡すと、リボンやビッグデコ、ノスタルジアなど “世界共通のキーワード” がずらり。ここでは、今年注目の4つのキーワードを、実際の暮らしに落とし込みやすい視点で整理していきましょう。
1-1. ストライプリボン
〜リボンコアのトレンドの流れで、ツリーの主役に〜

今年はリボンが装飾の主役に返り咲きます。とくにストライプ柄は、甘さを抑えた大人の可愛さが魅力。ドアノブや壁面にひとつ掛けるだけでも“今っぽいニュアンス”が出せるため、日本の住空間との相性も◎。
1-2. ビッグサイズデコレーション
〜1点で部屋が決まる“存在感の魔法”〜

大きなオーナメントやスターライトなど、ビッグサイズのデコが海外で人気沸騰中!日本のコンパクトな部屋でも、あえて大きいものをひとつ取り入れると、飾りの量を増やさずに華やぎを出せます。
1-3. ノスタルジア
〜“平成レトロ”のあたたかさが、今年の気分〜

ガラスのオーナメントや淡い光を使った“ノスタルジックなクリスマス”が再び注目を集めています。日本ではとくに平成レトロのかわいさとも重なり、子どもの頃を思い出すようなやさしい空気感が作れます。
1-4. キッチスマス
〜ポップでミルキー。大人も楽しめる“かわいい”の復権〜

イラスト調のオーナメントやパステル寄りのポップカラーなど、遊び心ある“キッチスマス”も流行の兆し。今年は80’sのバイブスをクリスマスのアクセントに取り入れてみませんか?原色よりミルキーな色を選ぶと、大人の部屋でも自然に馴染みます。
2. トレンド×日本の暮らしの“ちょうどいい着地点”

とはいえ、「海外の家ほどデコレーションするスペースがない」「ナチュラルトーンの我が家には合わないかも…」と感じる方もいるかもしれません。でも、海外トレンドをそっくり真似しなくても、日本の住まいには“ちょうどいい楽しみ方”があります。
たとえば 大きなデコレーションを1点だけ取り入れること。それだけで主役が決まり、コンパクトな空間でも圧迫感が出ません。また、色使いを3色以内にすると散らからず、写真にもきれいに映ります。
とくに今年は、ツリーを置かない “壁面デコ” が広がり、玄関やリビングの一角に小さなクリスマスをつくるスタイルが定着しそう。スペースが限られている方も、こうしたアイデアなら無理なく楽しめます。
さらに“キッチスマス”に挑戦してみたい方は、昭和〜平成レトロのやわらかな色味や懐かしいモチーフ を少し足すだけで、どこかレトロで今っぽい空気が生まれてGood。
海外の華やかさと、日本のミニマルな心地よさ。その真ん中で楽しむ“ちょうどいいクリスマス”を、以下のアイテムで目指していきましょう。
3. イケア & The Vince Christmas Shop でつくる“2025年のクリスマスデコ8つのアイデア”
今回トレンドアイテムをレコメンドしてくれたのは、スウェーデン発・世界最大級のインテリアブランドイケアと、アメリカンヴィンテージや名入れオーナメントが人気のThe Vince Christmas Shop。日本の住まいのサイズ感や、「思い出を飾りたい」という近年のムードに寄せながら、今年らしさを楽しめる8つのシーンをご紹介します。
Scene 1|“ホワイトクリスマス”でつくる静かな光の空気


雪がなくても、部屋に“白い朝”のような静けさをつくれるのがイケアのホワイトクリスマスの魅力。
小さなLEDがついた「STRÅLA/ストローラ LEDライトチェーン 全40球, 電池式 リーフ/ゴールドカラー」は、ゴールドのリーフがやさしく光を拾い、壁や棚に掛けるだけで淡い輝きが広がります。
そこに「STRÅLA/ストローラ テーブルランプ」を添えると、冷たい空気の中に一滴のぬくもりを落とすように、部屋全体がふっと落ち着くトーンに。ツリーがなくても成立する“光だけのクリスマス”は、忙しい人にも取り入れやすいスタイルです。

一方で、The Vince Christmas Shopからは、アメリカ KURT S. ADLER(カーツアドラー)社製の「名入れムース(ヘラジカ)ファミリーオーナメント」を。
恋人、家族、自分自身の名前を書き込めるパーソナルな仕様で、“今年の記念”をそっと残せる毎年人気のアイテムです。クリスマスツリーでなく、棚の一角に飾るだけでも、小さな物語が生まれます。
イケア
STRÅLA/ストローラ LEDライトチェーン 全40球, 電池式 リーフ/ゴールドカラー
https://www.ikea.com/jp/ja/p/strala-led-lighting-chain-with-40-lights-battery-operated-leaf-gold-colour-20606178
STRÅLA/ストローラ テーブルランプ
https://www.ikea.com/jp/ja/p/strala-table-lamp-white-red-20610986
※在庫状況は店舗によって異なります。
The Vince Christmas Shop
ムース(ヘラジカ)ファミリーオーナメント|2人家族/3人家族/4人家族
https://vince.theshop.jp/items/94193611
Scene 2|“ビッグデコレーション”で部屋の主役をつくる


空間の印象を一気に変えたいときは、大きなオーナメントを“ひとつだけ”置くのが効果的。
イケアの「VINTERFINT/ヴィンテルフィント ツリーオーナメント」は、直径約15cmの存在感たっぷりのサイズ。吊るすだけで視線が集まり、コンパクトな部屋でも“主役”が自然と生まれます。また、赤×緑のクラシックなチェック柄は、海外トレンドの「ビッグサイズデコレーション」とも重なり、今年らしさもひと目で伝わるアイテム。



さらに、The Vince Christmas Shop の遊び心あるドーナツオーナメントやサンタフェイスオーナメントを少しだけ加えると、大ぶりの主役に甘いニュアンスがひと差しされ、写真映えの良い“キッチスマス”の空気が完成。小物を増やさなくても、「大きな1点 × 少しのアクセント」で十分に華やぎます。
部屋全体を飾り立てなくても、ひとつの主役があるだけでクリスマスは始まる。
そんな“1点豪華主義”が、今年の日本の住まいにもぴったりです。
イケア
VINTERFINT/ヴィンテルフィント ツリーオーナメント
https://www.ikea.com/jp/ja/p/vinterfint-tree-ornament-bauble-red-green-20604693/
※在庫状況は店舗によって異なります。
The Vince Christmas Shop
ドーナツオーナメント全6種
https://vince.theshop.jp/items/69593963
サンタフェイス オーナメント/レッド
https://vince.theshop.jp/items/69593185
Scene 3|“ノスタルジア”で飾る、物語のあるツリー


どこか懐かしい“クラシックなクリスマス”は、今年あらためて人気上昇中。
まず取り入れたいのが、イケアの星形ランプシェード「STRÅLA/ストローラ ランプシェード」。
レース模様の穴から光がやさしくこぼれ、まるで“昔の外国映画で見たような”柔らかな灯りが部屋に広がります。バレエコアの静けさとも、ノスタルジーの温かさとも自然につながる、今年らしい照明アイテムです。
ツリーを飾るなら、同じイケアの「VINTERFINT/ヴィンテルフィント ツリーオーナメント」が便利。素材と色が揃うことで、“ひとつの物語”を感じるような統一感あるツリーに仕上がります。ガラス調のツヤや落ち着いたゴールドの光は、シンプルでも“昔ながらのクリスマスの記憶”を呼び覚ます存在。

そこに The Vince Christmas Shop のロングセラーアイテム「キジバトオーナメント」をひとつ。
“友情と調和”を象徴するこのモチーフは、ファミリー向けの某クリスマス映画でも扱われている通り、ツリーにそっと物語性を添えてくれます。統一されたデコレーションの中に、あえてひとつだけ“語りかけてくるアイテム”を入れることで、ノスタルジックな雰囲気がぐっと深まります。
星形、ゴールド、クラシックなモチーフ。
“懐かしいのに今っぽい”ーー今年らしいノスタルジアの楽しみ方です。
イケア
STRÅLA/ストローラ ランプシェード
https://www.ikea.com/jp/ja/p/strala-lamp-shade-lace-white-90600979/
VINTERFINT/ヴィンテルフィント ツリーオーナメント
https://www.ikea.com/jp/ja/p/vinterfint-tree-ornament-bauble-gold-colour-00604509/
※在庫状況は店舗によって異なります。
The Vince Christmas Shop
キジバトオーナメント(Bird Ornament / Dove)
https://vince.theshop.jp/items/69401230
Scene 4|“テーブル&ミニマムスペース”で楽しむ小さなクリスマス

大きなツリーを置くスペースがなくても、テーブルの上だけで“今年らしいクリスマス”はつくれます。
鍵になるのは、イケアの「VINTERFINT/ヴィンテルフィント サービングプレート」。
世界中で愛されるイケアのミートボール40周年を記念してつくられたアイテムで、まるで料理が“小さな王座”に座ったように見える立体的なデザインが特徴。オリーブやチーズはもちろん、日本ならたこ焼きや手まり寿司にもぴったりで、いつもの料理がぐっと華やぎます。

さらに、The Vince Christmas Shop のミニチュアオーナメントを添えると、テーブル全体が「季節の演出」に早変わり。お皿の横にそっと置くだけで、写真映えと“特別感”が加わります。
机の上の小さなスペースだけで、十分にホリデームードが楽しめるシーンです。
イケア
VINTERFINT/ヴィンテルフィント サービングプレート
https://www.ikea.com/jp/ja/p/vinterfint-serving-plate-blue-80611501
※在庫状況は店舗によって異なります。
The Vince Christmas Shop
ミニチュアオーナメント 12ピース / ”BOX-A” & ”BOX-B”
https://vince.theshop.jp/items/69591184
4. クリスマスデコの“いま”を知る
一見、流行とは距離がありそうなクリスマスデコレーションですが、市場では確かな変化が進行中。今年らしいデコのヒントを、2つの視点からまとめます。
4-1. 市場の傾向は“自由に選ぶ楽しさ”重視に

「セット買いより、好きなオーナメントを組み合わせて楽しむ方が増えています。SNS投稿を前提に“個性を出す”流れも感じます。」(イケア 宇治野さん)
「定番のベルやリースより、自分の“推しモチーフ”を飾る方が増えたように感じます。ドーナツ好きならドーナツ、犬好きなら犬…といった、より自由な選び方が浸透しています。」(The Vince Christmas Shop 橋本さん)
海外・国内ともに、“クリスマス=こうあるべき”という固定観念が薄れ、「ときめいたものだけ集める」 というライトな楽しみ方が主流に。
部屋の広さやツリーの有無に関係なく、気に入ったアイテムを1つだけ足して楽しむ…
そんな “小さな自己表現” が、今年らしいデコレーションの流れになっている模様。
4-2. 初心者のコツは、色・範囲・形を“ちょっと整えるだけ”

「まずはセットのオーナメント+1〜2色だけ足すと統一感が出ます。玄関や窓辺など“小さな範囲”から始めるのもおすすめです。」(イケア 宇治野さん)
「人工ツリーは“広げ方”が大事。葉をふんわり立体的に広げ、オーナメントの紐は短くして密着させると美しく飾れます。」(The Vince Christmas Shop 橋本さん)
“はじめの一歩”としては、色数を絞る、飾る場所を絞る、ツリーの形を整えるーー。
この3つを意識するだけでも見違えるほど完成度が上がります。
とくに今年は小さなスペースで楽しむトレンドが強いので、「玄関だけ」「テーブルの上だけ」 のミニマムデコはぴったり。ハードルを下げて楽しめるのも、いまのトレンドの良いところです。
取材協力
イケア
「より快適な毎日を、より多くの方々に」をビジョンに掲げる、スウェーデン発のホームファニッシングブランド。デザイン性・機能性・手頃な価格・サステナビリティを軸に、世界中の暮らしを心地よくするアイテムを提供中。創業以来、“多くの人が手にできる良いデザイン”を追求し続け、新作アイテムが登場するたびに高い支持を集めています。
The Vince Christmas Shop
アメリカンテイストのオーナメントや名入れデコが人気の、こだわり派に愛されるクリスマス専門店。オーナー自身の「理想のツリーが見つからない」という経験から誕生し、色合わせや世界観まで含めた“ワンランク上の飾り方”を提案しています。SNSでも「毎年ここで揃える」「世界観が可愛い」と支持が高く、自由な発想で“自分だけのクリスマス”を楽しみたい人に選ばれています。
The Vince Christmas Shop 公式HPはこちら
5. アイテムひとつで変わる、今年のホリデーの空気感

今年のクリスマスは、たとえたくさん飾らなくても “ひとつからでも雰囲気が変わる” デコが主流に。ライトチェーンを掛ける、大きめのオーナメントをひとつ吊るす、テーブルに小さなオーナメントを添える…それだけで部屋の空気は驚くほど変わります。
イケアの照明やサービングプレートは“置くだけで決まる”実力派。The Vince Christmas Shop の名入れやキジバトは、物語や写真映えをひとさじ足す“気持ちのスイッチ”になるアイテム。
ツリーの有無や部屋の広さに関係なく、好きなものをひとつだけ足せば、それでクリスマスは始まります。
さあ、今年のクリスマスはトレンドを取り入れながら、あなたの遊び心を思う存分活かしてみませんか?




