
直線美のモダンテイストインテリアに、日本の伝統的な和の要素を取り入れた「和モダン」インテリア。その洗練されたスタイルで国内外問わず、多くの人に支持されています。
しかし、実際に取り付けやインテリアのコーディネートをする際には、どのようなポイントに注意すれば良いのでしょうか?
この記事では、和モダンの家を作るための取り付けのポイントや、部屋や庭のデザインに役立つ情報を分かりやすくご紹介します。
1. 和モダンの基本コンセプト
和モダンは、日本の伝統的なデザイン要素と現代的なスタイルを融合させたインテリアスタイルです。
畳や障子、木材などの自然素材を活かしつつ、シンプルで機能的なデザインを取り入れたスタイルは、ラグジュアリーホテルなどのインテリアとしても採用されており、国内外で高い人気を誇ります。
また、自然光や風を取り入れ、四季折々の変化を楽しむことができる空間が多いのも特徴です。
2. 和モダンのインテリア取り付けポイント
それでは具体的に、和モダンインテリアを実現するポイントをご紹介していきましょう。お部屋の全ての要素を変更しなくても、どこかワンポイント取り入れるだけで和モダンの雰囲気はグッと高まります。
2-1. 照明

和モダンの照明は、柔らかく温かみのある光が特徴です。間接照明を多用し、空間全体を柔らかく照らすことで、落ち着いた雰囲気を作り出します。
例えば、和紙を使った照明や、木製のスタンドライトを取り入れると和モダンの雰囲気が一気に作れるでしょう。
2-2. 壁面と床材

和モダンの部屋には、自然素材を活かした壁面や床材が適しています。
例えば、漆喰や和紙を使った壁、無垢材のフローリングなど。自然な風合い、ぬくもりを感じる素材を取り入れることで和モダンインテリアが実現しやすくなるでしょう。
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2-3. 家具の配置・空間づくり

家具はシンプルで機能的なものを選びましょう。低めの家具を選ぶことで、空間に広がりを感じさせることができます。色合いは茶やきなり、抹茶色など自然界に存在しているナチュラルカラーが基本。ビビッドカラーは全体の雰囲気を壊しかねないため、色選びには注意しましょう。
また、自然素材を活かした家具を選ぶことで、統一感のある和モダンな空間を作り出すことができます。無機質な印象を与えるスチールなどのメタリックな素材は避けた方が無難です。
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3. 和モダンの外観

続いては和モダンテイストの外観づくりのコツを見ていきましょう。外観を変えるにはリフォームが必要となりますが、大々的な変更が難しい場合でも、照明や庭木など小さなところから取り入れることで和モダンの趣を楽しめるでしょう。
3-1. 外壁と屋根材
和モダンの家の外観は、自然素材を活かしたデザインが特徴です。
例えば、木材や瓦を使った外壁や屋根材を選ぶと良いでしょう。これにより、伝統的な日本家屋の雰囲気を保ちつつ、現代的な美しさを加えることができます。
3-2. 玄関とアプローチ
玄関周りは、家の顔とも言える重要な場所です。和モダンテイストにするのなら、シンプルでありながらも品格のあるデザインが求められます。
石畳や竹を使ったアプローチ、木製の扉など、日本古来のモチーフを使いながらも直線的なデザインを意識することで、和モダンの雰囲気に仕上がるでしょう。
4. 和モダンの庭のデザイン

和モダンの庭においては、人工的に手入れされすぎていない自然との調和も大切なポイント。石庭や枯山水、苔庭など、日本の伝統的な庭の要素を取り入れることで、四季折々の美しさを楽しむことができます。
また、照明を工夫することで、夜間も美しい庭を演出することができます。
5. まとめ
日本の伝統と現代の利便性を融合させた魅惑のインテリアスタイル、和モダン。喧騒と隔離されたような優雅な雰囲気が、日々の暮らしに癒しと活力を与えてくれるはず。
ぜひ小さなところから和モダンテイストのインテリアを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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