キッチンの換気扇(レンジフード)交換ガイド|費用相場・選び方・人気メーカーを紹介

使用頻度が高いだけに、いくらお手入れしていても時間の経過とともに交換する必要が見えてくるキッチンの換気扇(レンジフード)。「そろそろ交換したいけど、費用相場がわからない」「どんな種類・タイプ・機能があるか知りたい!」などと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで本記事では、キッチンの換気扇(レンジフード)にかかる費用の基礎知識や相場、費用を抑えるコツ、さまざまな換気扇(レンジフード)のタイプについて詳しく解説していきます。

ぜひ本記事を参考に、ご家庭の予算やニーズに合わせたリフォームを行なっていきましょう。

1.キッチンの換気扇(レンジフード)の交換時期

まずはキッチンの換気扇(レンジフード)の交換時期の大まかな目安や、どのような症状が交換のサインとなるか確認しておきましょう。ご自宅のキッチンの換気扇(レンジフード)の症状と当てはまるものがないか、確認してみてくださいね。

1-1.キッチンの換気扇(レンジフード)交換のサイン

異音がする場合

キッチンの換気扇(レンジフード)のファンを回している際に異音がする場合、モーターの消耗や内部の破損が考えられます。異音や振動に注目異音の種類もポイントです。金切り音や重い音、かすれた音、乾いた音などは、モーターやプロペラ部分の消耗や故障を示唆します。これらの症状があれば、すでに交換の時期かもしれません。放置すると、より深刻な問題を引き起こす可能性があるため、早めの対処が重要です。

油汚れや動作の鈍さが続く場合

油汚れがひどくこびりついて取れない場合や、回転が鈍くなっている場合、本来の換気性能も低下している可能性があります。掃除しても汚れが落ちない、動きが改善しない場合は、新しいものと交換することを検討しましょう。

起動しても動かない場合

起動させても動かない場合は、内部の劣化が進んでいる可能性が高いです。

換気力・吸引力の低下に注意

煙の排出が困難だったり、臭いがたまりやすかったりする場合も、交換時期である可能性が高いです。
台所の匂いが取れない、排煙が効果的でない場合は、フィルターの詰まりか、駆動部の劣化が考えられます。掃除しても改善しない場合は、交換を検討しましょう。

ファンの回転が遅い場合

ファンの回転が遅くなっている場合は、油汚れやモーターの問題が原因かもしれません。掃除で改善しない場合は、部品の不具合が考えられます。

1-2.交換時期の目安年数

キッチンの換気扇(レンジフード)の一般的な耐用年数は約10年〜15年前後であるとされています。使用期間はメーカーや商品によって異なり、取扱説明書に記載された「長期使用製品安全表示制度に基づく本体表示」で具体的な年数を確認できます。キッチンの換気扇(レンジフード)は、定期的な掃除を行っていても劣化は避けられません。使用期間を超えて換気扇(レンジフード)を使い続けると、不具合が起こりやすくなります。上記の項目で紹介したような、異音や動作不良が見られる場合は、使用を中止し、直ちに交換を検討しましょう。

2.キッチンの換気扇(レンジフード)交換のポイント

キッチンの換気扇(レンジフード)の交換の際には、検討すべきポイントがいくつかあります。
ここでは、キッチンの換気扇(レンジフード)のタイプやファンの種類、機能面など、チェックしておくべき点をいくつかご紹介していきます。キッチンの換気扇(レンジフード)の交換の際には知っておくべき項目も解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

2-1.外観・デザイン

キッチンの換気扇(レンジフード)には、それぞれに異なる外観をもっており、その特徴や性能はさまざまです。ご自身のキッチンや使い勝手に合わせて最適なタイプを選ぶことが大切です。

ブーツ型

ブーツ型は、手前側に大きく口を開いた形状で、煙や蒸気、臭いを強力に集めることができます。後に解説する換気扇(レンジフード)のファンの種類である、「プロペラファン」や「シロッコファン」が使われることが一般的です。シンプルな形状であり、多様なキッチンのデザインに適応しやすいのが利点です。リーズナブルな価格帯のモデルも多く販売されています。
一方、フィルターの目が細かく、汚れやホコリが溜まりやすいため、フィルター掃除が面倒な点が注意点です。

スリム型

スリム型は、インテリアとしても好まれるスタイリッシュで薄型の外観が特徴です。凹凸が少ない内部形状で、油汚れが付きにくく、掃除がしやすいのも嬉しいポイント。主に「シロッコファン」が使われ、掃除がしやすい構造や最新機能を備えたモデルも多く販売されています。
しかし、高機能なモデルは価格がやや高価格であることも多いので要注意。フィルターの掃除が不要なノンフィルタータイプや、内部構造の改善により拭き掃除が容易なものもあります。

フラット型

フラット型は、上下に薄く浅い形状が特徴で、低い天井のキッチンや狭いスペースにも取り付けられます。フラット型はその名の通り、床と並行のデザインのため、掃除は真上を向いて行う必要があるなど、やや掃除に手間がかかるという点もあります。

2-2.ファンの種類

ファンの種類によってもその性能や価格帯は異なります。ご自身のニーズやご自宅の設置場所に合わせて、最適なファンを選択することが重要です。

シロッコファン

シロッコファンは筒状のファンで、深型のレンジフードによく使用されており、ダクトを使用して空気を屋外に排出します。その特徴は、外部の風の影響を受けにくく、安定した排気量を保持しながら稼働するため、特に高層マンションや集合住宅向きです。また、比較的自由な位置に取り付け可能なこともあり、使い勝手が良い特徴があります。
しかし、換気のパワフルさにやや劣ることや、シロッコファンが使用された換気扇(レンジフード)は一般的に高価な傾向があることも考慮しておきましょう。

プロペラファン

プロペラファンは、シロッコファンのような排気用のダクトはなく、扇風機の羽のようなファンで、屋外に直接煙を排出する、直接排気式と呼ばれるタイプのものです。その形状は扇風機の羽根のようで、壁に直接取り付けて屋外排気を行うため、取り付けも非常に簡単。
また、風量が大きく、安価な価格帯が魅力ですが、強風時に室内に外気が入りやすく、作動音がやや大きいため、音が気になりやすい方には不向きです。気密性の高い部屋では性能が落ちるため、戸建てやアパート向きの換気扇となっています。

ターボファン

ターボファンはプロペラとシロッコファンの特徴を併せ持ち、特に風量や換気効率を求められる場合に使用されます。主にフラット型の浅いレンジフードで使用されることが多いです。外風の影響を受けにくく、安定して排気量が保たれるのも嬉しいポイント。
本体価格は一般的にやや高めですが、作動音も比較的静かで、お手入れも容易のため、クオリティを求める方にはおすすめの換気扇です。

2-3.キッチンの種類

キッチンのレイアウトによっても、取り付けるべき換気扇(レンジフード)は異なります。ご自宅のキッチンはどれに当てはまるか確認してみましょう。

壁付きキッチン

壁に沿って配置された壁付きキッチンには、「壁付け型レンジフード」が適しています。このタイプは短期間で取り付け可能で、限られたスペースを最大限に利用し、調理の臭い漏れを抑えることができます。シンプルでシックなデザインが特徴であり、取り付けも簡単のため、交換費用も抑えられるメリットがあります。

ペニンシュラキッチン

ペニンシュラキッチンとは、キッチンの左右どちらかが壁に面するようにレイアウトされたキッチンのこと。このペニンシュラキッチンでは、「横壁付け型レンジフード」が採用されます。キッチン全体のデザイン性は高まりますが、レンジフードがオープンになるため、壁付けタイプと比べると操作音が気になる場合があります。また、壁付け型と比較すると、取り付けにはやや手間がかかることもあります。

アイランドキッチン

アイランドキッチンとは、壁に接しておらず島(アイランド)のように配置されたキッチンのこと。アイランドキッチンには、天井から吊るす「天吊型レンジフード」が最適です。インパクトのあるデザインで洗練された雰囲気を演出しますが、取り付けには工事期間や費用が増加する傾向があります。開放的なスペースに適したこのタイプは、広範囲な換気を行い、高機能モデルが多く揃っているため、本体価格もやや高額です。

換気扇(レンジフード)の選択には外観や性能だけでなく、ご自宅のキッチンのタイプやレイアウトも重要です。自分のキッチン環境に適した換気扇(レンジフード)を選び、快適で機能的なキッチン空間を実現しましょう。

2-4.サイズ・高さ

キッチンの換気扇(レンジフード)の交換を検討する際には、現在のキッチンのスペースや既存の換気扇(レンジフード)の横幅を正確に確認することが不可欠です。換気扇(レンジフード)が壁に直接取り付けられている場合には、その周囲の空間幅を測定することが重要です。

キッチンの換気扇(レンジフード)のサイズには、横幅60cm、75cm、90cmの3つの共通した規格があります。

特に注意すべきなのは、換気扇(レンジフード)の幅がコンロよりも短い場合です。消防法の基準により、コンロの天板横幅よりも幅の短い換気扇(レンジフード)の設置は認められていません。

例えば、コンロの天板が60cm幅の場合、換気扇(レンジフード)の幅は60cm、75cm、90cmのいずれかのサイズを選択することができますが、コンロが75cm幅の場合、60cm幅の換気扇(レンジフード)は設置できません。そのため、新しい換気扇(レンジフード)を選ぶ際には、なるべく現在のサイズに合ったものを選択するのがおすすめです。

さらに、換気扇(レンジフード)の幅だけでなく、取り付ける高さにも注意が必要です。火災予防条例により、換気扇(レンジフード)の高さは、コンロなどの加熱機器から80cm以上離れている必要があります。既存の換気扇(レンジフード)と高さの異なるものへ交換する場合には、注意が必要です。

2-5.機能

多様な機能を備え、便利で画期的なキッチンの換気扇(レンジフード)が多く市場に登場しています。機能や性能によって、価格の差が生じるため、予算やライフスタイルに合わせて優先順位をつけることも重要です。ここでは、キッチンの換気扇(レンジフード)に搭載されていると便利な人気の機能について紹介します。

ノンフィルタータイプ

ノンフィルタータイプの換気扇(レンジフード)は、フィルターが不要なためお手入れが簡単で、近年人気のタイプです。油煙を整流板にぶつけ、専用トレイに油を回収する仕組みを採用しており、フィルター掃除の手間を省くことができます。しかし、フィルターの掃除は不要でも、他の部分のお手入れは依然として必要のため、注意しておきましょう。

自動洗浄機能

自動洗浄機能は、フィルターレスタイプと同様、近年人気が高まっています。この換気扇(レンジフード)は、ファンとフィルターが一体化しており、一部を水に浸け置きすることで自動的に洗浄されます。ワンタッチで洗浄が可能な機種もあり、特定のトレイにお湯を入れて洗浄ボタンを押すだけで、油汚れを取り除いてくれます。ただし、自動洗浄されるのはファンとフィルターの部分であり、その他の部分は手作業での掃除が必要です。

コンロ連動機能

一部の換気扇(レンジフード)には、コンロと連動してスイッチがON/OFFになるコンロ連動機能が備わっています。これにより、コンロの使用と連動して自動的に換気扇(レンジフード)の運転が開始・停止し、忘れたり誤ってつけっぱなしにすることが防げます。コンロとの連動性を実現するためには、コンロ自体も連動機能に対応している製品を選択する必要がありますので、コンロも換気扇(レンジフード)と一緒に交換する場合にはおすすめです。また、赤外線信号を利用した連動機能は、換気扇(レンジフード)側とコンロ側にそれぞれの機器が必要となりますが、一般的に互換性のある信号を使用しているため、異なるメーカー同士でも利用可能なことも。

このほかにも、調理状況に応じて風量を自動で調整する「風量自動調節機能 」や、一定の温度上昇を感知して自動的に換気を開始する「自動換気機能」などもあります。

3.キッチンの換気扇(レンジフード)交換にかかる費用相場

ここからは、キッチンの換気扇(レンジフード)交換にかかる費用相場はいくらくらいなのかを紹介していきます。これまで紹介してきたように、キッチンの換気扇(レンジフード)には様々な種類・タイプがあり、それによりグレードや本体価格にばらつきがあります。以下では、シチュエーション別やキッチンの換気扇(レンジフード)のタイプ別に費用相場を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

3-1.換気扇(レンジフード)のパーツを交換する場合

換気扇(レンジフード)は、状況によっては、本体を交換せずに、モーターやスイッチ、ファン部分などのパーツ交換のみで問題ない場合もあります。キッチンの換気扇(レンジフード)のパーツ交換にかかる費用相場は、故障の状況や交換するパーツによっても異なりますが、2万円〜3.5万円が費用相場とされています。

ただし、業者や製品によっても異なるため、必ず事前に見積もりを取って確認しておくようにしましょう。

また、部品交換だけで対処できる場合もありますが、全体的な劣化や故障が複数箇所に及んでいる場合は、本体ごとの交換を提案されることもあります。自己判断で進めるのではなく、修理か交換かの適切な選択を専門家に相談したうえで、最適な対応を検討することが大切です。

3-2.換気扇(レンジフード)本体を交換する場合

キッチンの換気扇(レンジフード)を交換する際の費用は、「新しい換気扇(レンジフード)の本体価格」と、それに伴う「工事費用」の2つに大まかに分けられます。一般的な機能を備えた換気扇(レンジフード)を選択した場合、交換にかかる費用は平均的に10〜15万円前後とされていますが、どのグレードの換気扇を購入するかによって費用は大きく変動します。

また、工事の内容や設置場所によっては、追加で必要な部材費用やオプション費用が発生することもあります。さらに、換気扇(レンジフード)だけではなく、コンロの同時交換も行う場合はさらに費用がかかりますので、注意が必要です。

あくまでも、ご紹介した費用相場は目安であり、実際の費用は選択する機種や施工内容によって変動するため、詳細な見積もりを各業者から取得することが重要です。

3-3.キッチン換気扇(レンジフード)のタイプ別・費用相場

キッチンの換気扇(レンジフード)には様々な種類・タイプがあり、そのグレードによって本体価格が大きく変動します。まずは、以下の表で価格変動のポイントについて押さえておきましょう。

価格   低い   ←→   高い   
   60cm75cm90cm   
ファンの種類   プロペラファンシロッコファンターボファン   
外観   ブーツ型フラット型スリム型   

また、換気扇(レンジフード)の性能、機能によってグレードは異なります。各グレードの費用相場は以下の通りです。

基本的な機能のみを搭載したベーシックグレードは、約5.5万円〜8万円前後。安さ重視の方におすすめのグレードです。

お手入れがしやすく、操作性も兼ね備えたミドルグレードは、約8万円〜12万円前後。コストパフォーマンスを重視する方にはおすすめです。

調理を快適にする自動機能が多数搭載され、デザイン性、機能性ともに高スペックなハイグレードは、12万円〜20万円前後とされています。

ご自身の予算やご家庭のニーズなどを考慮しつつ、適切な選択を行っていきましょう。

4.キッチンの換気扇(レンジフード)交換の費用を抑えるコツ

キッチンの換気扇(レンジフード)の交換を行う際にかかる費用を抑えるための方法はいくつかあります。以下では、キッチンの換気扇(レンジフード)の交換にかかる費用を抑えるコツについて、詳しく解説します。ただし、安く抑えるにあたっての注意点もありますので、留意した上でキッチンの換気扇(レンジフード)の交換を行うようにしてくださいね。

4-1.施工料金が安い専門業者に依頼する

キッチンの換気扇(レンジフード)を交換する際の費用は、「新しい換気扇(レンジフード)の本体価格」と、それに伴う「施工料金」の2つに大まかに分けられます。そのため、なるべく安く交換作業を行いたい場合、施工料金が安い専門業者に依頼するのも一つの手です。換気扇(レンジフード)の交換にかかる施工料金は、専門業者によって様々。なるべく安い施工料金で交換を行いたい場合は、最低でも3社の専門業者から見積もりを取ることをおすすめします。

また、専門業者によっては無料保証など、様々なオプションも用意されているので、適切に取捨選択をすることも節約につながります。しかし、あまりにも相場から外れた安価な専門業者にも注意が必要です。施工料金の安価な業者であっても、サービスや技術の質が低いと、後々追加料金が発生することもあります。実際の利用者による口コミや評判、施工実績の写真なども事前に調べておきましょう。

4-2.換気扇(レンジフード)を安く購入し、取り付けのみを依頼する

もう一つのコストカットの方法は、換気扇(レンジフード)本体代をを安く購入し、取り付け作業のみを専門業者へ依頼するというもの。家電量販店やホームセンターなどで換気扇(レンジフード)を購入する際に、セールや特別価格を活用することで、費用を抑えることが可能です。ただし、購入したい換気扇(レンジフード)が実際にご自宅のものと交換可能かどうかを必ず確認する必要があります。換気扇(レンジフード)を購入する前に、取り付けを依頼する専門業者に確認を取っておきましょう。

4-3.DIYで交換することはできる?

キッチンの換気扇(レンジフード)をDIYで交換することは、安全性や施工の質を考慮するとおすすめできません。また、屋内配線を伴う工事の場合、第二種電気工事士の資格が必要となるため、必ず専門業者に工事を依頼しましょう。無資格で配線工事を行った場合、法的な罰金や懲役の対象となりますので、決して行わないでください。さらに、狭いキッチン内で重くてかさばる換気扇(レンジフード)を取り扱うのは、予期せぬ大きな事故や怪我を招いたり、周辺の調理器具や壁の破損にもつながります。非常に危険ですので、DIYに自信がある方であっても、自分で交換作業を行わないようにしましょう。

5.キッチンの換気扇(レンジフード)交換におすすめの人気メーカー

次に、キッチンの換気扇(レンジフード)交換におすすめの人気メーカー3社と、それぞれの特徴をご紹介していきます。製品の選択には設置可能な状況、ご自身の好みに合わせた機能性やデザイン性を考慮することが重要です。複数の商品を比較検討し、専門家や販売店のアドバイスも参考にしながら、最適な換気扇(レンジフード)を選んでいきましょう。

5-1.Panasonic(パナソニック)

パナソニックの換気扇(レンジフード)は、優れたデザインと機能性を備え、特に全自動お掃除機能の「ほっとくリーンフード」や、エコナビ機能「さっとれるフード」が注目されています。エコナビ機能では、コンロの温度を検知し電気代を節約。また、「ほっとくリーンフード」は、ファンの掃除を10年に1度まで減らすとされていて、油汚れを自動的に落とします。パナソニックの換気扇(レンジフード)は幅広い価格帯と豊富な機能バリエーションが魅力です。パナソニック製IHクッキングヒーターと連動するので、IHとの同時交換をおすすめします。

5-2.Rinnai(リンナイ)

リンナイのレンジフードは、富士工業(株)製の国内生産品で、多彩な機種バリエーションが揃っています。全機種が24時間換気をもち、特にハイグレードラインが人気です。また、ファンや内部の”掃除をしない”をコンセプトにした「オイルスマッシャー搭載」のレンジフードが注目されています。「クリーンフード」と呼ばれる清掃性の高いノンフィルタタイプも揃えているなど、お掃除やお手入れ重視の方にはおすすめのメーカーです。

5-3.NORITZ(ノーリツ)

ノーリツのレンジフードはシンプルな機能とコスパ抜群のお手頃価格が特徴。コンロ連動の有無や価格、またはデザイン重視など、ニーズに合わせたラインナップされたノーリツの製品は、選びやすいのがポイントです。最上位グレードの『イージア』は、ファンの10年間のお手入れ不要を実現し、3層構造の「サイレント・クリーンフィルター」でファンの汚れを防ぎます。

6.まとめ

いかがでしたか?
キッチンの換気扇(レンジフード)の交換にかかる費用相場や、交換費用を抑えるコツ、さまざまな換気扇(レンジフード)のタイプ、人気のメーカーについて解説しました。快適な調理のためには欠かせない、換気扇(レンジフード)。失敗しない換気扇(レンジフード)交換のためにも、予算やニーズに応じてご家庭にあったものを選びたいですよね。

ぜひこの記事を参考にしつつ、まずは無料の見積もり相談から始めてみてはいかがでしょうか。

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