屋根裏をリフォームで再活用!リフォームの流れ、費用と注意点は?

屋根裏スペース、持て余していませんか?屋根裏をリフォームすれば子供の遊び場や収納スペースなどに活用することができ、住まいがもっと快適になります。

そこで本記事では、屋根裏リフォームの基本的な方法や費用相場、注意すべきポイントについて詳しく解説します。ぜひリフォームを検討している方は参考にしてみてくださいね。

1. 屋根裏リフォームの流れ

1-1. まず何にリフォームしたいのかを決める

屋根裏を収納部屋として利用する場合、収納スペースのメリットはスペースの最大活用と利便性ですが、断熱と通気性に注意が必要です。一方、お部屋にリフォームする場合、屋根裏のユニークな雰囲気を楽しめますが、適切な階段と安全性を確保する必要があります。

1-2. 階段のタイプを選ぶ

屋根裏をどのように使うか決まったら、次は階段の種類を選びましょう。それぞれに特徴やメリット・デメリットがあるため、屋根裏の活用方法と照らし合わせて検討してみてくださいね。

①直階段(収納、お部屋向き)

直線的な形状を持つ階段です。屋根裏を収納スペース用に使う時は、折り畳み型階段を天井に収納し利用時にそれを引き降ろして使用するのが一般的です。他の階段形状に比べて階段のスペースを取りません。

次に、お部屋用に直階段を希望される場合は、下の部屋の下隅から斜めに直階段を設置する形状があります。この階段は重量を支える構造材と丈夫な手すりが必要になります。この階段の下のスペースを書棚やタンスなどに使う事が出来ます。

また、ロフト、子供部屋などには、壁に沿って急角度で設置するタイプやハシゴ型も使われています。

②かね折階段(お部屋向き)

踊り場で90度直角に折れるL字型階段のことです。この形状の階段は、スペースの効率的な利用を重視する場合に選ばれることがあります。コンパクトで使いやすいメリットがありますが、急な角度で上り下りするため、安全面での注意が必要です。

③折返し階段(収納、お部屋向き)

文字通り「折り返す」ことができる階段の形状です。この形状の階段は、中間に一段の着地台(踊り場)があり、上り下りの際に一度着地してから方向を変えることができます。

通常、直階段よりも安全性が高く、使い勝手が良いとされています。この形状の階段は、屋根裏や狭いスペースに設置され、屋根裏を部屋や収納スペースとして利用する際によく選ばれます。安全で使い勝手が良いのですが、設置には一定のスペースを必要とするでしょう。

④らせん型階段(お部屋向き)

らせん(螺旋)のように曲がりくねった形状を持つ階段です。この階段は、中心軸を中心にくるくると曲がって上り下りします。

スペースを効果的に利用できるほか、視覚的な魅力が高いため、建築物や住宅のインテリアデザインに使用されることがあります。ただし、上り下りが直階段に比べて大変で、大きな物品や家具を運ぶのは難しい場合もあります。

⑤垂直ハシゴ型階段(収納向き)

垂直なハシゴ状の階段です。この階段は、垂直に上昇するだけで、らせん状や折り返しの部分はありません。とくに収納スペースやアクセスが制限された場所で重宝する形状の階段ですが、上り下りが他の階段に比べて少し難しいかもしれません。

⑥収納型階段(収納向き)

天井に設置され、階段自体が折り畳まれるようになっています。これにより、階段が使われていないときにスペースを節約でき、天井収納スペースを有効活用できます。屋根裏納戸や収納スペースに適しています。

1-3. 床を補強する

屋根裏スペースを有効活用するためには、床を補強して利用可能な空間を増やすことが大切です。表面が硬いコンクリート・パネルで補強した上に化粧合板などの床材を張れば床強度がアップします。

1-4. 断熱材の強化

屋根裏は通常、断熱材が不十分なため、冷暖房の効率が悪くなりがちです。部屋として利用する場合、新しい断熱材を追加することで、快適な温度を保ちやすくなるでしょう。なお、内張り断熱材としては発砲プラスチックフォーム板、繊維系素材が一般的に使用されます。

収納スペースとして利用する場合は、一般的に断熱の追加は行なわれません。             

1-5. 通気性の確保

屋根裏は夏には高温になり、湿気が溜まりやすくなります。部屋として使用する場合には、健康被害を生まないためにもエアコンを用意しましょう。またその場合には、ダクトパイプ用の壁穴開け、室外機設置場所の工事が別途必要になります。

また、収納スペースで使用する場合にも、カビを防ぎ、通気性を確保する為に、換気扇の設置や通気口の追加などが必要になります。

1-6. 各種ケーブルの設置

お部屋として利用する場合には、照明器具やコンセントの設置もしておいた方が無難です。居住空間としての快適性を求める際には、TVケーブル、電話線、有線LANなどの工事が必要となることを念頭においておきましょう。

さらに、こうした電気工事は専門の国家資格を持った作業員でないと行なえないため、必ずプロの業者へ相談・依頼をするようにしましょう。

2. 屋根裏リフォームの費用相場と工期

屋根裏リフォームの工事費用は様々な要因によって異なりますが、参考までに以下に費用相場をご紹介します。これらの費用相場はあくまで目安であり、使用する資材・機材によって異なります。リフォームの方向性が決まったら、複数の専門業者に相見積もりを取り、一番納得のいくリフォーム方法を選択しましょう。

2-1. 収納スペースを設置する場合(折り畳み階段)

費用:約30~40万円(折り畳み階段の設置、開口部工事、照明、換気扇の設置)

工期:約1週間~10日間

2-2. 収納スペースを設置する場合(固定階段)

費用:約100万円(固定階段の設置、開口部工事、照明、換気扇の設置)

工期:約1週間~10日間

2-3. ロフトにリフォームする場合

費用:約30~45万円(約4畳分の施工)

工期:約2週間

2-4. お部屋にリフォームする場合

費用:約80~150万円(約6畳分の施工)

工期:約3週間

2-5. 階段工事のみ

折り畳み階段:約20万円

固定階段:約45万円

2-6. 断熱材の追加工事のみ

費用:約1,500円/m² 〜 3,000円/m²

2-7. 床の補強工事のみ

 費用:約10,000円/m² 〜 20,000円/m²

3. 屋根裏リフォームを行なう上での注意点

屋根裏リフォームを行う際には、建築基準法を遵守し、下記の注意点に留意してくださいね。

3-1. 建築基準法を必ず確認する

建築基準法では、屋根裏や物置として認められるには、合計面積が「小屋裏物置等の面積が下階の床面積の2分の1未満」かつ「天井高が1.4m以下」である必要があります(床面積には既存の床下物置、ロフトなどの構造物面積も含まれます)。それらの条件を超えてしまった場合には、固定資産税がかかるため、注意しましょう。

また自治体によっては階段や換気扇、配線などがある場合に固定資産税がかかることも。お住まいの地域の自治体ではどのような取り決めになっているかを事前によく確認し、条件から外れない施工を業者に依頼しましょう。

3-2. 予算・工期の見積もりは余裕を持って

リフォーム作業中には予期せぬ問題が発生することがあります。例えば、「屋根に取付けようとしたエアコン室外機が、屋根の強度が無く設置できない」や「構造材に雨漏りの腐食箇所が見つかり予算・工期の変更が生じた」などです。

こうした想定外の問題が起こることも見越し、あらかじめ予備の予算やスケジュールの余裕を持っておくことが大切です。

3-3. プロに協力を依頼する

法的な問題から施工の問題、施工の際に見つかるトラブルの可能性までを考えると、屋根裏リフォームにはさまざまな課題がつきものです。プロの協力なしに完遂することは難しいため、早い段階から建築士やリフォーム業者に相談しましょう。

4.まとめ

ここまで、屋根裏のリフォームの流れや費用相場・工期、注意点などを一挙にご紹介してきました。具体的なアイディアが色々湧いてきた方や、一方で「意外と確認すべき内容が多くて少し気後れした」なんていう方もいらっしゃるかもしれません。

前章でお伝えしたとおり、屋根裏リフォームには必ずプロの手が必要となるため、早期から信頼できる業者を見つけておくことが肝心です。

もしお困りの際には、ぜひ【おうちのアラート】までご相談くださいね。

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